ある社長が「社員がブログを書いてくれない」「ブログを書くことに抵抗を感じているみたいだ」と漏らしていましたが、それもそうです…ブログ記事を書くというのは、それなりのスキルが必要です。
魅力的な良い記事を書くには、書きたい内容の構成をはじめに考えて、見出し、小見出し、そして読みやすい段落で文章を書いていくことが必要です。
さらには、SEO対策として上位表示するための戦略も盛り込まなければいけません。
そう言った諸々の要素も含めて、ブログを成長させたいなら、やっぱり総合的な記事を書くスキルをつけなければいけませんね。
この記事では検索エンジン上位表示にフォーカスを当てて、SEO対策をしながらブログ記事を書くための10のポイントをご紹介します。
前提:キーワード選定
ブログ記事を書く前に絶対にしなければいけないこと。それは、SEO対策のためのキーワード選定です。
Google検索エンジンの検索結果で上位表示したいなら、自分のブログ記事を読むであろう読者が実際にどんな単語=キーワードで検索するのかを理解する必要があります。
ブログで書かなければいけないのは、読者が知りたい単語=キーワードに関連することです。
これからブログ記事に書くべきテーマは全てキーワードを軸に考えなくてはいけないし、そのキーワードを自然な印象で文章中に10回くらい繰り返し使うべきです。
これを前提に、SEO対策をしながら文章を書くときのコツをご紹介しますね。
seo対策-ブログの書き方:10のポイント
新しいブログ記事を書き始めるとき、多くのブロガーはただ書き始め、頭に浮かんだことをどんどんタイピングします。
こういった方法は、天才的な文才を持つ一部の人にとっては最適な方法かもしれません。でも・・・そうでない場合は、少し書き方について勉強してみましょう。
思いついた文章を長々とだらだらと書くよりは、エッセンスを要領よく含んだ的確な文章の方が読者にとっても読みやすいし、しっかりとSEO対策のできている記事を書き上げることができます。
SEO対策のためにも、わかりやすさのためにも、以下の10のポイントを意識して記事を書くようにしましょう。
1.メインキーワードを記事タイトルにする
これから書くブログ記事の一番のメッセージはなんですか?キーワード選定をしていれば、ある程度目星はついていますよね。
SEO対策のためのいくつかのキーワードの中から、検索ボリュームを考慮してメインキーワードにするものを選んでください。そしてそれを自然な一文にして、記事タイトルにします。
- 読者に記事の内容を一文で伝えるとしたら?
- そのブログ記事の目的は?
- そのブログ記事を読んでどうなって欲しいか?
こう言ったことを考えながらタイトルを決定しましょう。
2.ブログ記事の構成を考える
文章を書き始める前に、ブログ記事の構成を考えます。だいたいのブログ記事は、こんな構成でできています。
- ブログ記事の概要(掴み)
- 本文:見出し1
- 本文:見出し2
- 本文:見出し3…
- まとめ(記事の要約か、結論をもう一度念押し)
キーワードを軸にして、ブログ記事で書くことを順序立てて構成として区切ってみましょう。
3.見出しを使う
見出しは記事の構成をわかりやすく区切ってくれます。読みやすさだけでなく、SEO対策としても重要です。
実は見出しは、Googleが記事の中の長い文章の主なテーマ(キーワード)をシステマチックに把握するのに役立つので、上位表示の判断要素になっています。
ただしキーワードを全ての見出しに使うと不自然になりがちなので自然に読めるよう、工夫してください。
4:文書は段落で区切る
ブロガーなら誰しも記事内で段落を使っていると思いますが、誰もが上手に使っているわけではありません。
例えば見栄えがよいからといって、1行おきに改行したり、改行がたくさん入っていたりする記事もあります・・・。確かに読みやすいですけどね。
各段落には、見出しの中で書かれるべき詳細のテーマが書かれるべきです。段落一つ一つに含めるべきテーマは何か?を考えてみてください。
4.記事の理想の文字数
1記事あたり1500文字以上書かなければいけないとか、なんとか。検索エンジン上位表示したいキーワードにもよりますが、集客効果のあるキーワードは3,000文字以上あった方が良いと私は感じます。
検索エンジンの結果は相対評価なので、狙いたいキーワードで実際に検索してみて3位までのページを読んでみれば相場がわかります。
上位表示の基本的な考え方は、《他よりも質の良い記事を書く》です。だから、最近はさらに競争過激化で質の良い記事があふれています(笑)。
グーグルは長い記事を好むとされていますが、記事がダラダラと無駄に長いのも読みにくいですよね。検索結果の上位ぺじと、読者のことを考慮してベストな文字数を判断してください。
5.画像を加える
文章中に適宜インフォグラフィック=画像があった方が読みやすいですよね。また、ワードプレスで画像を追加するときに「alt」にターゲットキーワードを入れることで、グーグルの評価も上がります。
記事が読みやすくなるように画像を豊富に使い、「alt」もしっかり入力しましょう。
6.関連コンテンツへリンクする
過去に、今書いている記事に関連することを書いているならば、それらの記事どうしをリンクさせてください。Google検索エンジンがあなたのブログを把握するとき、内部リンクの相互関係や繋がりも見ています。
記事内に関連する記事へのリンクを貼って、アンカーテキスト(リンクの文字列のテキストのこと)もキーワードを含めてクリックしたくなるように工夫しましょう。
7.ディスクリプションを入力する
記事を書き上げたら、最後にディスクリプションを入力します。もちろんキーワードを含めます。ここは検索結果に表示される要約文になるので、読みたくなる文章にしておきましょう。
8.パーマリンクを変更する
パーマリンクは設定から変えられますが、私は記事ごとに英語表記もしくは数字へ変更することをお勧めしています。
おすすめ:
http://domain.com/your-target-keyword
http://domain.com/123
おすすめしません:
http://domain.com/日本語
http://domain.com/category/123/postname
数字はパーマリンクの設定で「ID」が入力されるようにしておけば良いです。でもGoogleアナリティクスなどのアクセス解析ツールで記事の判別をするために役立つのは英語表記の方です。
私はいつも英語表記をタイトルに合わせて自分がわかるように入力しています。
9.コンテンツを定期的に追加する・リライトする
ブログの記事を定期的に追加・修正していれば、Googleはあなたのブログが活動していることを認識してくれます。
アクティブなWebサイトではない場合、Googleのクロール頻度が下がり、検索エンジンの上位表示に悪影響が出る可能性があります。
新しい記事を書くときは、もちろん質の高いコンテンツを投稿するようにしてください。
10.SEOプラグインを使う
このサイトで使っているはYoast SEOプラグインで、SEO分析ツールとして役立ちます。
書いた記事がうまくSEOに最適化されているかどうかを確かめるために、あらゆるチェック項目を表示してくれます。英語向けなので日本語だと100%活用できるわけではないですが、
- タイトルの文字数
- ディスクリプションの文字数
- 内部リンクの数
を確認できるのが便利なのと、サイトマップ作成のために私も使っています。
YoastSEOでGoogleサーチコンソールにサイトマップを作成&送信する方法
SEO対策のブログの書き方まとめ
昔は外部リンクを自作自演でつけることが上位表示で有効な手法でしたが、今は質の高いコンテンツが重要です。
良いコンテンツを作ることで多くのリンクやシェアを獲得できるし、アクセスアップにもつながります。そして同時に、記事を投稿する時のSEO対策もしておく必要があります。
記事を検索エンジン最適化する10つのポイントまとめ:
- メインキーワードを記事タイトルにする
- ブログ記事の構成を考える
- 見出しを使う
- 記事の理想の文字数
- 画像を加える
- 関連コンテンツへリンクする
- ディスクリプションを入力する
- パーマリンクを変更する
- コンテンツを定期的に追加する・リライトする
- SEOプラグインを使う
以上のことを意識しながら、ブログ記事を書いていきましょう。
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