ブログのタイトルを決める話(1)

もう何年も、自分のブログを立ち上げることを考えていたが、芸術が爆発するまでその機会を待っていた。

長年燻っていた、その心に秘めたものを解放し爆発させたきっかけとなったのは、「さみしい夜にはペンを持て」という本である。

私はヤドカリおじさんに諭され、タコジローと同じように、自分の気持ちを言語化しようと思ったのだ。

記念すべき1記事目は、この記事の1つ前となるので、遡って読んでみてほしい。

 

さて、ブログを始めるにあたり、タイトルが必要になった。

考え始めた時に、タイトルにはペンネームを入れた方が良いと考えた。

わかりやすい例えで言えば、「〇〇の日記」のようなものである。

そこで、過去に呼ばれていたあだ名を思い出してみた。

何年も定着して呼ばれていたのは、「かおちゃん」「なか」「ぬん」の3つくらいだ。

このあだ名をそのまま使うのはナンセンスだと感じたが、ここから連想することが難しくてできない。

早速つまづいてしまった。

仕方ない、そんな時はAIの登場である。

いつも懇意にしているジェミニさんに聞いてもいいが、ここは無料ツール「あだ名メーカー」を使うことにした。

「名前の読み:」の部分に「ぬん」と入れてみる。

すると、50個以上のあだ名が生成された。

その中でも目を目を惹いたのは、「ぬんくるーず」と「ぬんーでっぷ」だ。

なるほど、海外の有名人の名前を合わせてパロディ風にするの、面白いな。

そう思ったが、トムクルーズもジョニーデップも、大変有名なハリウッドスターではあるが、私にはそこまでの思い入れはない。

ここ数年でハマっているのはドゥエイン・ジョンソンだ。

そこで、「ドゥエイン・ヌンソン」という名前を思いついた。

発音した感じも良いし、おさまりが良い気がする。

そう思ったが、はたと気づいてしまった。

ブログタイトルは、気に入ってくれた読者がまた検索してアクセスしてくれる時に、検索しやすい名前でなくてはならない。

読者の実力を推し量るようで申し訳ないが、ここを読んでいる人の8割は「ドゥ」をタイピングできないのではないか。

D・W・Uと打って「ドゥ」だ。

しかも、かろうじて正しくタイプできて検索したとしても、『もしかして・・・ドゥエイン・ジョンソン』と正規ルートが表示される可能性がある。

これはダメだと思った。

こんなにわかりにくいのは、ブログタイトルには相応しくない。

あだ名メーカー」に戻り、他のアイデアからピンとくるものがないか探す。

良いかも、と思ったのは「ぬんぎぶそん」「ぬんえもん」「ぬんちゃん」「ぬんこ」だった。

この中の「ぬんこ」は、実は以前からペンネームとして候補に挙げていた一つだった。

3文字で収まりがいいし、覚えてもらいやすそうだ。

ただ、音の響きは完全に「うんこ」である。

一度離れたのに、まだ戻ってきてしまう。そんな腐れ縁を感じ、この日私のペンネームは「ぬんこ」に決まった。

続く・・・