我が家は2023年3月末に引っ越しをした。
子供は小学生2人が転校し、1人が新しい場所で新中学生として入学することに。
正直言って転校させることに、初めはかなり抵抗がありました。
実親からも「転校するの、孫ちゃん大丈夫かな?」というような言葉を何回か言われていたし・・・。
小学校を転校すること、知った友達がいない中学校に入学することは、子供にとっても大変なプレッシャーだったと思う。
ちなみに関西→関西なので、言葉の違いや文化の違いなどは違和感なく溶け込める環境でした。
我が家の子供たちはみんな、新しい環境にきっと慣れてくれる!そう信じて、引っ越しを決断したのでした。
引っ越しから半年たち、今このブログを書いています。
今「子供の転校はかわいそうなのか?」って聞かれたら、結論として、「引っ越しした方が良いのなら、全然アリ!」だと思っています。
我が家は、父親が転勤だからとかそう言う理由での引っ越しではないです。
家が狭いね、どこかに引っ越そう。
↓
今の家の近くにする?
それとも今のところより災害のリスクなく治安もそこそこ良くて教育環境の良いところにする?
といった、いろんな角度からの住環境のメリットを比較しての引越しとなりました。
確かに、保育園時代から一緒、小学校時代から一緒の友達がいるとか、すごく良いと思う。
実際、私も小学生からの友達がいるし、今も連絡をとるような旧友の存在がいる。
新しい場所に来て、周りに知り合いがいなくても、旧友の存在が心の支えになったりもする。(そんなに頻繁に連絡取らないけどね。3ヶ月に一回くらい、LINEで1ラリーする程度。)
だから、「ずっと一緒の友達が子供に居ないのは淋しいことなのかも」って思っていたけど、半年経って思うのは、「子供ってすぐ新しい友達できるんだな。」でした。
だから、小学校の転校が致命的に子供にダメージを与えるなんてことはなかったし、杞憂だったな〜と思っています。
観察していて思うのは、「むしろ成長するきっかけになったのでは?」ということ。
長女は「友達にどうやって話しかけるか?」とか、「もっと仲良くなるにはどうしたらいいか?」とかをネットで検索して調べて実際にやってみて、友達の輪を広げている(笑)
大人が「人脈を広げるには」みたいな本を読んで行動してるのと一緒じゃん!
小学生2人は、興味関心が同じ子を見つけて一緒に遊んだりして、どんどん近所の友達を増やしてる。(近所のちょっとした子供集団ができてる)
困難があるからこそ、それを乗り越えることに成長ポイントがあるのだな〜と子供を観察して感じました。
いやでも、親は心配だったよ〜
「新しい友達ができるよ」って何度も励ましてたし、初めての登校日に緊張した顔の子供を見て胸が締め付けられる思いでした。
長女の中学校の入学式の時も、表情がピクリとも動かない真顔の様子(めちゃくちゃ緊張してる)を見て、内心は本当に心配で心配でハラハラしてた。
でもその心配を悟られないように、私は「大丈夫だよ!よさそうな学校だね!」って堂々と振る舞っていた。
どの選択をしたら、失敗しない?
どの選択なら、より幸せになれる?
という答えのない問いが、いつも頭にぐるぐる浮かんでいたけど、結局は「自分次第」「自分達次第」なんだよね。
引っ越したあと、自分がどう行動するかによって「引っ越ししてよかった!」なのか「やめときゃよかった!」なのかが変わる。
だから、ずっと同じ場所にいてもいいし、新天地へステップアップしてもいい。
その結果は自分次第!
習い事も全てリセットとなったけど、それぞれが新しい場所で新しい選択をしました。
今のところ、3人とも全然違う習い事を新しく始めている。
部屋も広くなって、聞いたことのない鳥の鳴き声が聞こえて、自然の多い環境に癒されています。
長男が好きな虫もいっぱいいるしね。
より良い住環境へ、を目的としていたので、時間的余裕もできたし、精神的にも良い影響があると思う。
子供の表情も、グッと大人っぽくなった気がします。
まあでも、子供が新しいことをやろうとすると「え・・・大丈夫?」と心配事は尽きないのだけれど。
でも今のところ、我が家は「引っ越ししてよかった」です。
小学校での転校、新1年生からの中学校入学、問題ないです。
そういう選択を迫られている方の、参考になればいいな、と思います。
そもそも学校に通う意味は、
- 自己コントロールの練習(自制心)
- 集団生活の中でどんな人とも上手く関係を作る練習
- 将来の自由を得るために勉強をすること
この3つなんだよ、と口すっぱく子供に言い聞かせています。
だから、どの学校だろうと、ここがブレなければ良いと思ってます。
1年経っても、まだ「引っ越ししてよかった」と言えるように頑張ります!