ブログを始めるのは、意外と簡単です。
サーバレンタルとドメイン取得、ワードプレスの設置までで1時間もかからずできる時代になりました。
でもブログの”運営”には多くの壁があります。それは技術的なものじゃなくて、戦略や方法論、モチベーションの保ち方などの部分にたくさんの落とし穴が潜んでいます。
そんなところで、困ってしまって、ブログコンサルやサロンに興味がありますか?受けようか検討中?
とても良い考えだと思いますが、先生選びは慎重にしましょう!
今回は自分に最適なブログコンサルやサロンを選んで100%活用する方法について書いてみます。
最適なブログコンサルやサロンを選ぶ方法
- 「とりあえず100記事書きましょう」
- 「ニュースにかじりついてトレンドネタを探しましょう」
- 「とにかく毎日ブログを更新して、記事追加の頻度をあげましょう」
- 「あなたの情熱をブログに注ぎましょう」
先生にもいろいろな人がいて、色々な考えがあると思います。
まずは、あなたが趣味でブログをやっているのではないなら、ブログコンサルやサロンが目指している目標があなたのビジネス利益を増やすところにあるかどうかを確認してください。
購読者リストを集めることを重要視しているかどうか、収益化までを見据えているかどうか、です。
それと、具体的・実践的でいますぐに取り組めるもので、5年先も続けられる戦略が軸にあることが大事です。
その上で、ブログコンサルやコーチング、サロンを受ける場合にその期間を活用するには以下の3つのことが必要です。
- その先生がブログ+ビジネスの全体像を把握している
- その先生があなたに適した方法論を提示してくれる(1つの方法論だけを正しいとしない)
- あなた自身がスケジュール管理をして作業の目標達成を努力する
一つ一つ解説していきますね。
先生がブログ+ビジネスの全体像を把握している
「今までの経験や情熱をブログに出しましょう」と先生が言うかもしれません。それはブログを継続するための強い動機になるので賛成ですが、一つ注意点があります。
全体像を見据えて戦略的に記事を書いていくことができるかどうか?に注意してください。
ただ単に書きたいことを書くのは時間と労力の無駄に終わる可能性があります。それか、利益を出すまですごく遠回りをすることになるかもしれません。
ビジネスとしてブログを運営するには戦略が必要で、一つ一つの作業に理由が必要です。なぜその記事を書くのか?一つ一つの作業を説明できなければいけません。
また、読者の目線になってあらゆるコンテンツを用意する必要があるので、自分の目線になりすぎるのも注意です。
情熱をそのままビジネスにできればハッピーかもしれませんが、利益を出すという視点も取り入れてバランスを取らなければいけませんね。
例えば、情熱から湧き出るパワーをひたすら記事作成に投下するのではなく、集客→販売→教育の流れのどれにあたる作業なのかを考えながら冷静に淡々と作業をする方が成功への早道になります。
と、ここまで「情熱」に絞って書きましたが、つまり【点の視点】では長期的なブログビジネスはうまくいきません。
全体を見た上で、どんな作業が必要かを状況に応じて判断することができる先生を選ぶようにしましょう。
あなたに適した方法論を提示してくれる
ブログコンサルやサロンにも、ザクっと「ブログ」というテーマで進めるものや、「トレンドブログ」「広告」「ブランディング」「マインドセット」と言った細分化したテーマを扱うものもあります。
どちらにせよ、あなたの今のブログの状態からどのようなやり方をとっていけば良いかを提示してくれる先生が良いです。
当然かもしれませんが、「トレンドブログ」のコンサルならトレンドブログの方法論しか提示してくれない可能性は高いです。
「ブログ」というざっくりしたテーマでも、先生がブラックSEOや中古ドメイン、広告出稿を視野に入れた方法を正しいとしているかもしれません。
それが良いとか悪いとかではないので、その方法論が自分に最適かどうか判断するには、あなた自身がブログビジネスの全体像を知る必要があります。
基礎を学んでからの方がコンサルやサロンは活用できると思います。
それと、どんな情報でもそうですが、なるべく正しい情報を取得しようと思ったら沢山の人の意見を見聞きしてみましょう。
そうしていくうちに、どの人も言っている共通するコアな部分が見えたり、自分が共感できる考え方に出会えたりします。
あなた自身が結果にコミットする!
ブログコンサルやサロンに参加してもうまく結果を出せない場合の、ほとんど多くの原因は・・・苦い話ですが、あなた自身のコミットメント不足です(!)
ブログを始めた初心者の人には、ほとんどブログを書くという習慣がありません。
だから、最初の1ヶ月くらいは頑張って続けられるかもしれませんが、だんだんと億劫になってきたり、「この辛い作業に何の意味があるの?」と疑問が湧くようになります。
そうして3ヶ月目には、8割の人は記事を書かなくなるという…。
このモチベーションの低下には色々な原因があって、考えられるものを挙げてみますね。
- せっかく書いた記事への反応がない
- アクセスがない
- 収益が上がらない
- 1記事を書くのに沢山の時間がかかる
- 時間がない
- やり甲斐を感じない
- 自分のやり方が正しいか不安
- やっていることの目的がわからない
- 「自分には合わない」と思う
- 「他にいい方法があるかも」と思う
- 文章を書くのが苦痛
- 何かを作り出したり、自分で考えるのが面倒
- (他にもありますか?コメント欄で募集します!)
これらの因子に負けずに継続するには、やっぱり強い意志が必要です。
時間がなくても隙間時間にコツコツと作業するには、「何が何でもやるんだ」という強い意思が必要ですよね。
そうこうしているうちに6ヶ月も続ければ、徐々にアクセスが上がってきて結果がではじめたりします。
辛いなら、1日5記事書く!などの大きな目標を掲げないで、1日30分でもパソコンに向き合う、という小さな目標を立ててみましょう。
1日目にキーワードと記事構成を決めて、2日目に文章を書く、などの細分化も作業が簡単になってモチベーションが下がりにくいですよ。
後は、淡々と毎日何かしら文章を書く習慣をつけることです。
ブログ記事を定期的に更新するためのアイデア:
- 毎週水曜日に更新することを決める・誰かに約束する
- 朝10時から11時にブログ記事を書くことをルーティンに組み込む
- 週間目標を設定する:「今週は2記事を更新する」
- 月間目標を設定する:「7月は10記事を更新する」
- 1記事ごとに自分へのプチご褒美を用意する:プリンとか
- 先生やサロン内で宣言する:「明日中に1記事書いてリンクをシェアします」
- ブログネタをエクセルなどの表に事前にまとめておく(私もやっています)
コンサルやサロンを受けてモヤモヤすること
コンサルやサロンは、基本的には受ける側が淡々と作業をしていかなければいけません。
でも仕事の合間に副業としてやっていたり、ブロガーにもいろいろな環境があるので、そんなにテキパキと作業を進められるわけではありませんよね。
当然のことなんですが、それはつまり多くの先生にとって、生徒が作業を終わらせるのを待っているだけで良くなります。
これで、何となく「せっかくコンサルやサロンを受けているのに、メリットを享受していない」とモヤモヤするかもしれません。
こんなモヤモヤを避けるためには、コンサルやサロンで課題が上がったときに、具体的な達成作業の数値化をして、いつまでにやるかを自分でコントロールすることが必要です。
コンサルやサロンによっては、スケジュールマネジメントに気を使ってくれるところもあるかもしれません。でも基本は自分でタスクと目標設定にコミットしなければいけないです。
実績としてあげられている生徒たちは、もともとスケジュール管理をしっかりして自ら作業をサボらず淡々と進められた人が多いと思います。
継続には強い動機が必要
燃えるような動機がもともとある人ならいいのですが、なんとなく「ブログで自分で少しでもビジネスできたらいいな〜」なんていう気持ちの場合は、継続するのが難しくなるかもしれません。
私は前者で、「どうしても成し遂げたい」という強い動機があったので、無我夢中でしたし、結果が出始める時期までのモチベーションは維持できました。
もし後者の「ちょっとした希望」の動機なら、直近で一つだけ、あなたが達成したいと思う目標を決めてみてください。
この時、「ブランド物のバッグを買いたい」などの”自分のため”の同期よりも、「両親をハワイ旅行に連れて行ってあげたい」のような”他人のため”の動機の方が強い意志を持つことができると感じます。
まとめ
ブログは正しい戦略と継続さえあれば、それなりの売り上げを立てることができます。だから、ブログコンサルやサロンを運営している人のコミュニティの中の何人かは成功する人も出てくるでしょう。
もう一度書きますが、ブログコンサルを受けたりサロンに参加して活用するならば、次の3つのことを頭に入れて検討してみてくださいね。
- その先生がブログ+ビジネスの全体像を把握している
- その先生があなたに適した戦略を提示してくれる(1つの方法論だけを正しいとしない)
- あなた自身がスケジュール管理をして作業の目標達成を努力する
あとは、その機会をふんだんに活用するために、あなた自身がブログの全体像を含めた基礎知識を勉強して身につけましょう。
この記事を読んだ上で慎重に選べば、多分コンサルでもサロンでも、そこから学んだいくつかのメソッドを活用できると思います。
ブログコンサルやサロンの体験談があれば、ぜひコメント欄にシェアしてください^^
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